先輩職員紹介
東京都立大学 卒業
2018年入社 農地調整課
1日の大まかなスケジュール
Schedule
内業の場合
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8:30
メールチェック、一日やることをチェック(ToDo リスト)
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10:00
システム操作、図面システム(CAD)や換地システムで権利者や土地地番等を管理していく
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12:00
昼食
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13:00
打合せ
電話や会議で担当している地区の改良区や市町村と地区界や相続者など確認したり、委員会の日程の調整等を行う -
15:00
資料作成
地区の委員会に向けて図面や説明資料を作成する -
17:15
退勤
外業の場合
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8:30
現場へ すぐ出かけられるように前日に用意しておく
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9:30
測量・杭打ち 段取りを決めて作業始める
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12:00
昼食
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13:00
現測量・杭打ち 午前に引き続き作業
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16:00
作業内容とりまとめ、今後のスケジュールを確認
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17:15
退勤
1.
所属している課はどのような仕事をしていますか?
農地調整課は換地業務と農地測量業務の二つがあります。換地業務は分散している農地・小規模な農地の集約化/大区画化を図るほ場整備事業の調査段階から事業完了年度まで権利を変更、整理して、新たな土地に権利を置き換える業務です。農地測量業務はほ場整備工事実施の基準を定める大割測量や工事後の一筆地の位置を決める確定測量などの測量業務を行います。
2.
担当している仕事の内容を教えてください。
複数の地区の換地業務を担当しています。地区内の登記や権利を調査して権利者の方への合意形成をしていく地区もあれば、各農家の権利の予定地を図面上で作成していく地区などがあります。作業としてはシステムで図面を作成したり、権利者の異動や確認などを行い、地区の委員会や権利者に対しての説明会もあるので、それに向けた資料を作成したりします。また、工事が始まってから農地の面積を図るときもあるので、測量をして杭を打つなどの現場仕事もあります。
3.
仕事のやりがい、魅力はなんですか?
今の部署に移ってまだ半年ほどですが、今までは改良区の職員を相手にしていましたが、農用地を調査したり、農家の方から耕作状況等の話を聞いたりと農業についての知見が深まっていると感じています。直接工事をする仕事ではありませんが、農業農村の発展に向けて長いスパンでサポートしていけるのは魅力に感じます。
4.
入社のきっかけを教えてください。
東京の大学に行っていましたが、山形に戻ることを考える際に地域住民の暮らしや生活についての仕事を一つのポイントとしていました。その中で土地改良事業団体連合会を見つけました。色々と調べていくと用水の管理や農業の発展など農業関連の仕事ということで、私自身は農業と関わってきてはいなかったですが、山形の農業は強みでもあり、それに携わっていきたいと考えたからです。
5.
入社してから辛かった事、楽しかった事を教えてください。
最初は会計指導の業務を行っていましたが、資格を持っていてもそれが改良区の実際の業務に対応できないことが多々ありました。その際は上司に聞くこと、また、同行した際にどのようなことを相手に伝えているか覚えていくことは一番大きかったです。楽しいことは山形市周辺ぐらいしか知らなかったので、仕事で庄内、最上、置賜と行く機会があるので、山形県内でもご飯だったり景色だったりが新鮮です。
6.
最後に就活生へ一言お願いします。
学生から社会人になることで不安もあるとは思いますが、何をやりたいのか、どんなことが向いているのか、自分自身に向き合いつつ、どんな企業や職種があるのか、社会について調べたり説明会に参加したりするのも大切です。そうすれば自分の目標や将来の展望が見えてくると思います。就活は学生時代よりも遥かに長い社会人になる分岐点ですから、ネガティブな気持ちにならず前向きに重要な機会と捉えて後悔の無いように取り組めると良いと思います。