業務内容

水土里ネットやまがた

技術部

農村計画課

かんがい排水

「かんがい排水事業とは」

安定した水の供給が行われていない農地に排水路・ダム・頭首工の新設・改修を行う事で水を安定供給できる環境を整えると同時に、余分な水が農地に供給されるのを防ぐ為の事業。必要な場所に必要な分だけ水を供給する事が出来、生産性の高い農業環境の実現、大雨等による水被害の防止が可能になります。

農村計画課

ほ場整備(農地整備)

ほ場整備とは、農地の大区画化、農業用排水路・農道の整備、農地の集団化を図ることによって効率的で安定した農業の実現や、今後の農業・農村を担う若者の生産基盤を整える為の事業。

企画指導課・土地改良区支援室

ほ場整備前の課題

  • 小さい区画や、形が整っていない農地が多い

  • 耕作地が離れていて作業効率がわるい

  • 農業生産に欠かせない「水」が排水されづらい場所がある

  • 耕作放棄地がある

ほ場整備後

ほ場整備後

  • 区画整理(大区画化)を図る事で食料の生産性が向上する
    (農道が整備され)

  • 若者が新しく農業を始めやすい環境が出来る

  • 田んぼダムなどの機能の向上

  • 耕作放棄地の解消につながる

ほ場整備後

農地調整課

換地

換地とは、ほ場整備事業などの農地改良工事(区画の整理・大型化)を行う場合に、農地の集団化(団地化)を図る一方、工事前の土地と工事後の土地とを法律上同一の物と定め、権利の帰属関係をまとめて解決する制度。

換地前

工事前の土地(従前地)

換地前

換地後

工事後の土地(換地)

換地後

換地の役割

  • ほ場整備後の土地の新しい区画や道路、水路などの所有者を決めなおす

  • 農用地の集団化、育成すべき経営体への農用地の利用集積

換地の流れ

  • ❶ 換地設計

  • ❷ 従前地土地評価

  • ❸ 換地計画原案の作成

  • ❹ 一時利用地の指定

  • ❺ 前提登記及び事前処理

  • ❻ 換地計画書の作成及び決定

  • ❼ 換地処分

  • ❽ 換地処分登記

測量

測量とは「角度と距離」を観測し、図面に「座標値」として表示する(モノとモノの形や高さを正しく計測する)作業で、土木や建築などの現場にて必ず行われている作業です。土地改良事業に携わる水土里ネットやまがたでも様々な現場にて測量が行われています。水土里ネットやまがたで行っている測量業務の多くは県や市町村などの地方公共団体から受託する業務であり「公共測量」に分類されます。

公共測量

測量に要する費用の全て、または一部を国・公共団体が負担・補助して実施する測量の事

基準点測量

測量業務を行う中で基準となる点を設置する作業。
基準点は全ての測量作業で使用されるもので、1級~4級に分類する事が出来る。

確定測量

ほ場整備等の工事終了後に行う測量。土地の地籍や形状を正しく計測し換地処分登記などに使用する。

農村計画課 農村計画課

農村整備課

防災対策

近年、気候変動による自然災害(豪雨被害)が多発しており山形の農業・農村にも少なくない被害が生じている。水土里ネットやまがたでは、災害による被害を軽減する防災対策の取り組みとしてため池、頭首工、排水機場、水路等の農業用施設の診断や管理を行っています。

施設機能診断

ストックマネジメント

施設の長寿命化とライフサイクルコストの低減を図る戦略的な保全管理を推進するため、基幹から末端に至る一連の水利施設に対するストックマネジメントの制度体系を整備する必要があります。

  • 機能診断による施設の性能評価、劣化状況の確認

  • 老朽化のリスク評価

  • 改良区の管理者の意見や診断の結果から費用対効果を考え最も効果のある対策を提案

農村計画課

出典:農林水産省 土地改良施設管理に関する事業の概念(令和5年度版)

資源循環

農業集落排水とは、農業集落にて生活の中で発生するし尿や汚泥、汚水の事を指している。この汚水が農業用水へ流入した場合、美味しい山形の農作物へ被害が発生してしまいます。その被害を防ぐ為に水土里ネットやまがたでは、農業集落排水施設の診断や管理指導、水質の調査等の業務を行っています。また、農業用水の保全や、汚泥を肥料に変え農業生産に利用するなど、環境への負荷が少ない循環型社会の構築を目指します。

農村計画課

出典:農林水産省 農業集落排水事業の取組状況について

ため池サポートセンター

山形県ため池サポートセンター開設!!

近年、突発的な豪雨等により多くの農業用ため池が被災し甚大な被害が発生している状況にあります。被害を未然に防止するためには、農業用ため池の適正な保全管理が不可欠となります。このため、ため池管理者の方に、 農業用ため池の施設を適切に把握し、決壊による被害を防止することを目的としていくため、専門スタッフによる相談対応や現場での指導助言などを行う「山形県ため池サポートセンター」を設立しました。

ため池サポートセンター

ため池管理者の相談窓口

専門スタッフがため池管理者からのご相談を承ります。

相談内容:

ため池管理者の管理に関するご相談、お問合せ等

受付日時:

電話又は来所 (要予約: 本所対応) 火曜・木曜 9:00~12:00

連絡先:

023-647-5389

ため池サポートセンター(水土里ネットやまがた)

留意事項:

ご相談の際には『ため池名称」および「ため池所在地』をお知らせください。
ため池管理者以外の方は、お住いの市町村担当窓口へお問合せ下さい。

ため池サポートセンター

山形県ため池サポートセンター

〒990-2473 山形市松栄 1-7-48

TEL: 023-647-5389  
023-647-5370 (代表)

FAX: 023-647-5392

【設置者】山形県ため池保全管理協議会

【業務受託者】水土里ネットやまがた 山形県土地改良事業団体連合会

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