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水土里ネットやまがた

先輩職員紹介

宮城大学 卒業

2020年入社 農村整備課

1日の大まかなスケジュール

Schedule

内業の場合

  • メールの確認やその日の作業内容の確認を行います。現場作業があった場合は調査内容の取りまとめを行うほか、事業の書類等の作成、CADを使った図面の作成を行います。電話対応も行い、県や改良区の担当者との打合せの日程を調整することもあります。

外業の場合

  • 現場作業は複数人で行うことから、作業の流れの把握や機材の準備が欠かせず、前日までには作業内容の確認や機材の用意をしておく必要があります。特に作業する地区が庄内地域など遠い場所では、朝は7時や8時ごろに出発することもありますので事前準備が非常に大切です。現場についた際には再度作業内容の確認を行い、手分けして水準測量などの調査を行います。現場作業は一日かかることがほとんどです。

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1.

所属している課はどのような仕事をしていますか?

水路や揚水機場などの農業水利施設の長寿命化について業務を行っています。既存の施設は作られてから何十年と時間が経っているものもあることから、鉄筋が露出している場合や設備が正常に稼働しない場合があります。そういった施設を次に更新するまでに補修や整備等といった形で、安全かつ低コストで運用できるような方法を検討しています。ため池の点検も行っており、テレビで紹介されたこともありました。私たちの成果がそのまま形になりますので、現場に近い仕事でもあ ります。

2.

担当している仕事の内容を教えてください。

事業を国や県に採択してもらえるように必要な資料作りをしています。また、事前に改良区などへ水路や揚水機場などの施設の維持費を聞き取ることもしています。事業を行うには、投入した金額に対して、それを補う以上の成果が出ることが大切です。その算定をするためには、聞き取りをして、施設などがどのような状態なのか、どのような整備をするのか適切なのかを把握する必要があります。時には5m下に降りたりする現場もありますが、普段は入れないような場所でもありますので、神経を使いつつも興味深い仕事だと思っています。

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3.

仕事のやりがい、魅力はなんですか?

農家人口が多く農業が盛んに行われていた時代に造られた農業水利施設は、老朽化し更新時期を迎えながらも、多くの事情を抱え更新が行われない状況にあります。そうした農業水利施設を安全にそして、今ある営農者への負担を抑えながら、適切な時期に適切な施設を更新できるように調整・検討していくことがやりがいだと感じています。地域それぞれで事情が異なってきますが、それぞれにあった整備を仕事仲間や県や改良区の方々と相談しながら、今後の方針を練っていくことが魅力だと思っています。

4.

入社のきっかけを教えてください。

大学で農業土木について学び、興味を持ったことがきっかけです。農業の人手不足が問題になる中でどのようにして問題を解決していくのか気になりました。少ない人数で広大な農地を維持管理していくには、水路の管路化や大型機械の導入、整形されたほ場などが求められていることを知り、 より近い立場で考えていけたらと思っていました。そこで水土里ネットを知り、大学で学んだことを活かせるのではないかと感じました。

5.

入社してから辛かった事、楽しかった事を教えてください。

農業の実態を少しずつでも知ることができるのは楽しいと思いました。川の水を田んぼにかけるにしても、取水してよい量というのは決まっており、揚水機場の性能も自然と決まってきます。水門にも取水や排水、堰上げなど役割があり、水路を通る水量の監視も行っているなど、知らないことが多くあり、それらを学びつつ業務に生かせるのは楽しいと感じました。たくさんの地区が担当になると、どの地区で何が問題になっているかや今後どのような方針になったかなど把握することが難しくなり、よく失念してしまいました。そのためにノートに決まったことや何が決まったかなどをまとめて一冊にすることで、見返しやすくなりました。

6.

最後に就活生へ一言お願いします。

たくさんの辛いことがありますが、仕事仲間は優しい方ばかりですのでわからないことは気兼ねなく聞けます。何をしているのかわかりづらい仕事かもしれませんが、やはり一番は地域の方々の「こうしたい」に対して「何ができるか」を考えて提案していくことだと思っています。農業土木に興味があり、様々な施設を身近で知り、新しいことにチャレンジしていくのはとても大切なことです。学校だけでは学べないことがたくさんありますので、自分の納得できる場所の就活を頑張っ てください。

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